新登場 AIエージェントのためのProduct Brain:プロダクトの画面・フロー・動画を、あらゆるエージェントへ。APIまたはMCPで。 AIエージェントのためのProduct Brain Product Brainを見る

Product Brainを公開:AIエージェントのための製品ナレッジ

Pablo Omenaca

Co-Founder at Karumi

汎用モデルをベースにしたAIサポートエージェントに、自社製品へ連絡先をインポートする方法を尋ねると、もっともらしい答えが返ってきます。「インポート」ボタンを探すか、ヘルプセンターを確認してください、と。どの製品にも当てはまる答えは、裏を返せば、どの製品の答えにもなっていません。

一方、製品を実際に見たことのあるエージェントなら、こう答えます。右上のContacts › Importです。ファイルをアップロードするか、リストを貼り付けるか、別のツールから取り込めば、列が自動的に連絡先の属性にマッピングされます。こちらがその画面で、こちらがフローを紹介する16秒のクリップです。

違いはモデルではありません。モデルがその製品について何を知っているかです。本日、すべてのKarumiエージェントを支えるナレッジレイヤーであるProduct Brainを、皆さまが構築するエージェントにも開放します。

本記事では、Product Brainとは何か、なぜAIエージェントに必要なのか、どのように機能するのか、そして自社のエージェントを接続する方法を解説します。

中央のProduct Brainにつながった製品画面やダイアログの集まり。「連絡先をインポートするには?」という質問から、ContactsとImport contactsの画面へ至る経路がハイライトされている
質問をきっかけに、Product Brainの中で答えとなる画面への経路が浮かび上がります。

Product Brainとは

Product Brainは、ソフトウェア製品のライブマップです。画面、フロー、機能、設定、ロールに加え、それらを取り巻くビジネスコンテキストまでを網羅します。Karumiは自社のエージェントを製品に送り込み、人と同じように操作させることでこのマップを構築します。エージェントは止まることなく動き続けるため、マップは常に最新の状態に保たれます。そしてその内容を、スクリーンショットや動画付きの構造化された回答としてAIエージェントに提供します。

Product Brainは、ヘルプセンターを対象にした検索インデックスではありません。ヘルプセンターが描くのは、誰かが最後に記事を書いた時点の製品の姿です。Product Brainは、製品そのものから構築されます。

製品エージェントが誤った回答をする理由

エージェントを構築する多くのチームが、同じ3つの壁にぶつかります。

  • 情報が古い。ドキュメントや録画デモは、数回のリリースでインターフェースとずれてしまいます。その結果、エージェントはすでに場所の変わったボタンを案内してしまいます。
  • 情報が浅い。1段落のテキストでは「どうすれば?」という質問に答えられません。ユーザーが必要としているのは、たどるべき経路、手順、必要な権限、そして目で見て確認できるものです。
  • 意図を特定できない。「請求先メールアドレスを変更したい」という質問は、3つの異なる画面を指している可能性があります。製品のマップがなければ、エージェントはそのうち1つを選び、自信満々に間違えてしまいます。

プロンプトを改善しても、モデルを大きくしても、これらは解決しません。いずれもナレッジの問題だからです。

「連絡先をインポートするには?」という質問への2つの回答。Karumiなしの汎用的な回答と、Contacts › Importを示し、Import contactsボタンをハイライトした画面を表示するKarumiありの回答
同じ質問に、一般知識から答えた場合と、Product Brainから答えた場合。

Product Brainの仕組み

ライブの製品、毎回のリリース、ヘルプセンター、デモ録画がKarumi Product Brainに集約され、エージェントはそれを使って検索し、機能を説明し、変更を監視する
4つのソースが1つのProduct Brainに集約されます。エージェントはそれを検索したり、機能の説明を求めたり、変更を監視したりできます。

1. Karumiのエージェントがライブの製品を継続的に操作

デモ環境のログイン情報をKarumiにご提供いただくと、Karumiがエージェントを製品に送り込みます。エージェントはサインインし、すべてのページを開き、各フローをクリックしてたどり、見たものを記録します。新入社員が最初の1週間で製品を探索するのと同じですが、違いは決して止まらないことです。24時間体制でスキャンを続けるため、マップは製品の変化に追従し、新しい製品でも約1日でマッピングが完了します。

コーラル色のスキャンラインが上から下へ走るブラウザページ。通過したブロックが点灯し、その上に「Oct 14 release」と「Re-scanned 9:15」のチップが表示されている
Karumiのエージェントが製品をスキャンし続けるため、どのリリースも当日中に反映されます。

2. ドキュメントの山ではなく、グラフを構築

各画面は1つのノードとなり、その画面を通るフロー、画面上の機能、閲覧できるロール、属するプランとリンクされます。製品ナレッジは、プラン、価格、顧客が実際に尋ねる質問といったビジネスナレッジと並べて管理されるため、両方を踏まえた回答が可能になります。

3. リリース後も常に最新

エージェントは製品の操作を続けているため、リリース後の次のスキャンで変更点を検知します。スクリーンショットを撮り直し、クリップを再録画し、その画面に関わるすべての機能を更新します。火曜日にリリースすれば、エージェントも火曜日には把握しています。誰もガイドを書き直す必要はありません。

4. エージェントがクエリを実行

エージェントは、ユーザーと同じように自然な言葉で質問します。Product Brainは、質問に答える機能を、エージェントが行動に移すために必要な情報とともに返します。

  • その機能への経路(例:Contacts › Import)
  • 順を追った手順
  • ロールとプランごとの利用可否
  • 最新のスクリーンショットと、フローの短いクリップ
  • Karumiが最後に製品内でその機能を確認した日時

検索は高速化のためにインデックス化されています。Karumi自身のエージェントが約2秒で回答できるのはそのためです。

既存のリストに連絡先を追加する方法を自然な言葉で検索すると、Import contacts、Sign-up forms、Listsの3つの機能が返され、1つ目のAPIレスポンスが展開されている
自然な言葉のクエリに対し、答えとなる機能が、それぞれの経路、手順、メディアとともに返されます。

Product Brainで構築できるもの

エージェント寄せられる質問Product Brainが返すもの
サポートエージェント「インポート済みのリストに連絡先を追加するには?」連絡先のインポートとサインアップフォーム(手順とクリップ付き)
オンボーディングエージェント「最初の1週間で何を設定すべき?」送信ドメイン、最初のリスト、最初のキャンペーンを順番に
セールスエージェント「メールだけでなく、SMSやWhatsAppも送れますか?」各チャネルの場所と、切り替え方を示すクリップ
ドキュメントエージェント「内容が古くなっているヘルプ記事は?」直近のリリースで画面が変わった記事と、最新のスクリーンショット

これらはKarumi自身のエージェントがすでに担っている仕事であり、それを支えているのがProduct Brainです。StackAIのオンボーディングエージェントは、同社の製品、ドキュメント、セットアップフローで学習し、1四半期で40社以上のエンタープライズチームのオンボーディングを実現、手作業によるオンボーディング時間を85%削減しました(事例を読む)。Re-Leasedのデモエージェントは、見込み顧客からの質問の83%にリアルタイムで回答しています(事例を読む)。

エージェントの接続方法

接続方法は2つあります。

  1. MCP。1ブロックの設定を追加するだけで、Claude、Cursor、その他のMCPクライアントからKarumiを利用できます:{"mcpServers": {"karumi": {"url": "https://api.karumi.ai/mcp"}}}。セットアップ方法はMCPドキュメントをご覧ください。
  2. API。自社のスタックで動くエージェントの場合は、APIアクセスをリクエストしてください。
MCPクライアントの接続先をhttps://api.karumi.ai/mcpに指定するmcp.jsonの設定ブロック
1ブロックの設定で、あらゆるMCPクライアントをProduct Brainに接続できます。

どちらの方法でも、最初のステップは同じです。Karumiに製品を指定するだけで、1日でマッピングが完了します。

よくある質問

プロダクトブレインとは何ですか?

プロダクトブレインとは、ソフトウェア製品の画面、フロー、機能、ロールを継続的に更新し続けるマップであり、AIエージェントがクエリすることで根拠のある回答を得られるものです。KarumiのProduct Brainは、各回答に最新のスクリーンショットと短い動画クリップを添えて返します。

自社ドキュメントを対象にしたRAGとは何が違うのですか?

ドキュメントを対象にした検索拡張生成(RAG)が返すのは、誰かが製品について書いたテキストであり、その鮮度は最後に編集された時点のままです。Product Brainは製品そのものを操作するエージェントによって構築されるため、画面、手順、ロール、動画を備え、インターフェースが変われば合わせて更新されます。

リリース後も正確さは保たれますか?

はい。Karumiのエージェントは24時間体制で製品の操作を続けています。リリースで画面が変わると、そのスクリーンショット、クリップ、その画面を使うすべての機能が当日中に更新されます。

どのようなエージェントで利用できますか?

MCPサーバーまたはHTTP APIを呼び出せるエージェントであれば、どれでも利用できます。サポートボット、オンボーディングガイド、セールスアシスタント、ドキュメント作成ツール、社内コパイロットなどです。

自社のデータがAIモデルの学習に使われることはありますか?

いいえ。お客様のデータは貴社の管理範囲内にとどまり、学習に使われることはありません。

セットアップにはどのくらいの時間がかかりますか?

デモ環境のログイン情報をご提供いただければ、Karumiが約1日で製品をマッピングします。

ぜひ自社の製品でお確かめください。Product Brainを詳しく見る、またはチームに相談する。