デモの後、KarumiはHubSpotに何を送りますか?
要点
デモが終わると、Karumiはメールアドレスで訪問者のHubSpotコンタクトを探し、なければ作成して、Karumiのプロパティを入力します。入力されるのは、要約、0から5のインテントスコア、チームとの会話を希望したかどうか、全文のトランスクリプト、録画リンク、セッションの種類、デモが行われたかどうかです。ほかの項目もマッピングでき、リキャップメールはコンタクトのタイムラインに記録されます。
デモが終わると、KarumiはHubSpotでメールアドレスをもとに訪問者のコンタクトを探し、見つからなければ作成します。そのうえで、Karumiのプロパティを入力します。内容は、会話の要約、0から5のインテントスコア、チームとの会話を希望したかどうか、全文のトランスクリプト、録画へのリンクです。Karumiが訪問者にリキャップメールを送った場合は、そのメールもコンタクトのタイムラインに表示されます。
営業担当者はコンタクトを開くだけで、録画を見なくてもデモの内容がわかります。データが届いた瞬間から、ワークフローで活用することもできます。
この記事では、Karumiが書き込むすべての項目、デモ後のコンタクトの表示、設定方法を説明します。
KarumiはHubSpotのどの項目を入力しますか?
デモ後にKarumiが書き込むコンタクトプロパティは以下のとおりです。初回の同期時に、ポータルにまだないプロパティをKarumiがContact information(コンタクト情報)グループ内に作成します。手作業で作る必要はありません。
| HubSpotプロパティ | 内容 | デフォルトで書き込み |
|---|---|---|
| Email (email) | 訪問者のメールアドレス。Karumiはこれを使ってコンタクトを探します | はい |
| Karumi Summary (karumi_summary) | デモの短い要約。訪問者が何を求め、何を見て、何を質問したか | はい |
| Karumi Intent Rate (karumi_intent_rate) | 0から5のスコア。5はホットリード、最も低いスコアはほとんど始まらずに終わった訪問です | はい |
| Karumi Asked Team To Contact (karumi_asked_team_to_contact) | デモ中に訪問者がチームからの連絡を希望した場合はYes | はい |
| Karumi Transcript (karumi_transcript) | 会話の全文。60,000文字を超える部分はカットされます | はい |
| Karumi Video Link (karumi_video_link) | Karumi上のセッションへのリンク。録画、トランスクリプト、インサイトを確認できます | はい |
| Karumi Session ID (karumi_session_id) | セッションのID。コンタクトとKarumi上のセッションを照合するために使います | はい |
| Karumi Session Type (karumi_session_type) | ビデオデモの場合はdemo_call、チャットの場合はchat | はい |
| Karumi Demo Started (karumi_demo_started) | 訪問がデモに進んだ場合はtrue、デモに進まなかったチャットの場合はfalse | はい |
| Website (website) | 訪問者のメールアドレスのドメイン。Gmailなどの無料メールサービスの場合は入力されません | はい |
| Message (message) | 要約のコピー。この項目を別の内容にマッピングした場合は除きます | はい |
| Karumi Audience Name, ID and URL | 訪問者が経由したオーディエンス(キャンペーンリンク) | マッピングした場合 |
| Karumi Chat CTAs Clicked / Skipped | 訪問者がクリックした、または閉じたチャットボタン(「デモを予約」など) | マッピングした場合 |
| Karumi Recap Email Sent At / Subject | リキャップメールの送信日時と件名 | リキャップメール送信時 |
キーになるのはメールアドレスです。メールアドレスのない訪問(フォームが未入力で、会話中にも共有されなかった場合)は同期されません。照合するコンタクトがないためです。
HubSpotにはほかに何を送れますか?
上の表はデフォルトの設定です。Karumiがセッションについて把握しているそのほかの情報も、ポータル内の任意のコンタクトプロパティにマッピングできます。標準プロパティでもカスタムプロパティでもかまいません。
- デモの内容。訪問者が達成したゴール、発話量、クリックしたチャットボタン、チャットがビデオデモに移行したかどうか。
- 流入元。オーディエンス、国、都市、デバイス。
- 訪問者の属性。訪問者の企業情報がエンリッチされている場合は、役職、職位、LinkedInプロフィール、会社名、業種、従業員数。
- 訪問者が入力した内容。開始ページのフォームへの回答を、項目ごとに送れます。
- Karumiに探してほしい情報。「現在使っているツール」「チームの規模」「主な用途」など、独自に定義したカスタムインサイト。Karumiが会話から答えを抽出し、指定したプロパティに書き込みます。
たとえば営業チームがすでに「Competitor(競合)」プロパティを使っているなら、通話後に担当者が手入力しなくても、購買担当者がデモで話した内容からKarumiが入力できます。
Karumiは新しいコンタクトを作成しますか? 既存のコンタクトを更新するだけですか?
どちらにするかは選べます。設定は2つあり、どちらも初期設定でオンになっています。
- コンタクトを作成する。そのメールアドレスのコンタクトがない場合、Karumiが作成します。
- 既存のコンタクトを更新する。コンタクトがすでにある場合、KarumiはそこにKarumiの項目を書き込みます。
Karumiが書き込むのは、表にある項目とマッピングした項目だけです。ライフサイクルステージ、担当者、取引など、レコードのそれ以外の情報はそのまま残ります。
データはいつHubSpotに届きますか?
セッションが終了し、Karumiが分析を終えた後です。要約、インテントスコア、「チームとの会話を希望したか」の判定は分析によって作られるため、同期は分析の完了を待ちます。コンタクトの更新は1回の書き込みで行われるので、ワークフローが入力途中のレコードを読み取ることはありません。
リキャップメールはHubSpotにどう表示されますか?
Karumiのリキャップメール(デモ後にKarumiが訪問者に送るメール)を使っている場合、Karumiはそのメールを2つの方法でコンタクトに記録します。
- タイムラインには、コンタクトに送信したメールとして件名と本文が記録されます。営業担当者は、購買担当者が受け取った内容をそのまま確認できます。送信メールとして記録されるため、HubSpotが購買担当者からの返信と取り違えることはありません。
- 2つのプロパティとして、Karumi Recap Email Sent AtとKarumi Recap Email Subjectにも記録されます。ワークフローは、日付プロパティに値が入った時点で開始し、そこから一定時間待つことができます。タイムラインのエントリーでは、これはずっと難しくなります。自動化を組むときは、この2つを使います。たとえば、リキャップメールから3日たってもコンタクトがミーティングを予約していなければ、リマインダーを送ることができます。
これらの項目を使って、HubSpotで何を構築できますか?
多くのチームが最初の1週間で設定するワークフローを紹介します。
- ホットリードを振り分ける。Karumi Intent Rateが4以上で、Karumi Asked Team To ContactがYesなら、コンタクト担当者のタスクを作成して通知します。
- 途中で離脱した訪問者をナーチャリングする。Karumi Demo Startedがfalse、またはインテントスコアが1か2なら、営業に渡さずにナーチャリングシーケンスに登録します。
- キャンペーンごとに効果を測る。オーディエンス名をマッピングし、キャンペーンリンクごとのデモ数とホットリード数のレポートを作成します。
- 商談の準備をする。Karumi Summaryをコンタクトのサイドバーに表示し、担当者が電話をかける前に読めるようにします。
KarumiはHubSpotのデータを読み取ることもできますか?
はい。許可すれば可能です。デモの開始前に、Karumiは訪問者のコンタクトを検索し、会社、ライフサイクルステージ、進行中の取引など、許可した項目をエージェントに渡します。エージェントは相手が新規の見込み客か、2年来の顧客かを把握したうえで会話を始めます。
Karumiはコンタクト担当者も読み取れます。そのため、有望なデモのSlack通知では、誰も対応しないチャンネルではなく、そのコンタクトを担当する営業担当者をタグ付けできます。
HubSpotをKarumiに接続する方法
- HubSpotでSettings › Development › Keys › Service keysに移動し、
crm.objects.contactsとcrm.schemas.contactsの読み取り・書き込み権限を持つキーを作成します。 - Karumiでインテグレーションを開き、HubSpotを選んでキーを貼り付けます。接続をテストします。
- Karumiにプロパティを設定させます。キーにスキーマのスコープが不足している場合は、足りないスコープをKarumiが表示します。
- 新しいコンタクトを作成するか、既存のコンタクトを更新するか、その両方かを選びます。
- 必要に応じて追加の項目をマッピングします。次に、自分のメールアドレスでテストデモを実施し、HubSpotで自分のコンタクトを開いて確認します。
HubSpot連携や、SalesforceやAttioなどKarumiが対応するほかのCRMについては、インテグレーションページをご覧ください。
よくある質問
デモの後、KarumiはHubSpotに何を送りますか?
要約、0から5のインテントスコア、訪問者がチームとの会話を希望したかどうか、全文のトランスクリプト、録画へのリンク、セッションの種類、デモが行われたかどうかです。いずれも、メールアドレスで照合した訪問者のコンタクトにプロパティとして書き込まれます。
KarumiはHubSpotのどのオブジェクトに書き込みますか?
コンタクトです。リキャップメールも、そのコンタクトのEメールアクティビティとして記録します。取引や会社を作成・編集することはありません。
KarumiのプロパティはHubSpotで自分で作成する必要がありますか?
いいえ。キーにcrm.schemas.contactsの書き込みスコープがあれば、初回の同期時にKarumiが作成します。
Karumiがコンタクトのデータを上書きすることはありますか?
Karumiが書き込むのは、Karumiのプロパティ、上で説明したWebsiteとMessage、そして自分でマッピングした項目だけです。レコードのそれ以外の情報は変わりません。
訪問者がメールアドレスを残さなかった場合はどうなりますか?
何も送信されません。コンタクトを探したり作成したりするには、メールアドレスが必要です。セッション自体は、録画、トランスクリプト、要約とともにKarumiに保存されます。
Karumiが入力するHubSpotの項目は選べますか?
はい。セッションデータ、フォームの回答、カスタムインサイトを任意のコンタクトプロパティにマッピングでき、不要な項目はオフにできます。
HubSpotに送られるトランスクリプトの長さは?
最大60,000文字で、ほとんどのデモはこれに収まります。それより長い会話はカットされますが、全文はビデオリンク先のKarumiで確認できます。
チャットの会話にも対応していますか?
はい。チャットも同じように同期されます。Karumi Session Typeにはchatと入り、Karumi Demo Startedでチャットがデモに移行したかどうかがわかります。
KarumiはSalesforceにも対応していますか?
はい。KarumiはSalesforce、Attio、そのほかのCRMにも接続できます。この記事ではHubSpotのみを取り上げています。