2026年版 Howdygoの代替ツールおすすめ6選

Toni Lopez

Co-Founder at Karumi

SaaSプロダクトを購買担当者に実際に触ってもらわずに紹介するのは、日に日に難しくなっています。今日の購買担当者は商談の前に下調べを済ませ、アカウントエグゼクティブに時間を割く前にツールが実際にどう動くのかを見たいと考えています。そのため、インタラクティブデモのプラットフォームは、あらゆるGTMチームのツールスタックに欠かせない存在になりました。

Howdygoはインタラクティブデモの分野で最も人気のあるツールの一つですが、より深いカスタマイズや高度な機能を求めるチームにとっては物足りない場合があります。この記事では、デモ施策にさらなる深さ、自動化、エージェント機能を求めるチームに向けて、2026年におすすめのHowdygo代替ツール6選をご紹介します。

Howdygoの代替ツールが求められる理由

Howdygoはインタラクティブデモソフトウェアとしての基本的なニーズは満たしていますが、チームが他の選択肢を検討する理由はいくつかあります。代表的なものは次のとおりです。

  • プラン間の大きな価格差:エントリープランと上位プランの価格差が大きく、主要なHTML機能のいくつかは高価なプランでしか利用できません。
  • 月間AIクレジットの上限:HowdyのAIエージェント機能は月ごとのクレジット枠で動いており、利用が多いとすぐに使い切ってしまう可能性があります。
  • 実際のプロダクト上で動く自律型エージェントがない:HowdygoはHTMLクローン上で事前録画型のデモを作成しますが、本番のプロダクトを操作したり、見込み顧客の質問に合わせてセッションをリアルタイムで調整したりするエージェントはありません。
  • プロダクト変更時の手動メンテナンス:UIの大きなアップデートがあるたびに、最新バージョンに合わせてデモを録り直したり編集したりする必要があります。
  • 複雑なフローへの対応の限界:条件分岐、リアルタイムデータ、顧客ごとのカスタム設定を含むプロダクトでは、HTML形式ではより高度なソリューションに及ばないことがあります。
  • 初期段階に特化:ディスカバリー段階にはうまく対応できますが、技術的なやり取りや機能検証が必要な後半の段階では見込み顧客を十分にサポートできません。

Howdygoのおすすめ代替ツール

ここでは、デモ施策にさらなる自動化、技術的な深さ、エージェント機能を求めるチームに向けて、2026年におすすめのHowdygo代替ツールをご紹介します。

ソフトウェアデモの種類自律型AIエージェント実際のプロダクトをライブで操作リアルタイムのパーソナライズセキュリティ
Karumiビデオ通話によるエージェント型デモ✅ 本番稼働中✅ 対応✅ 画面と導線をライブで調整SOC 2, GDPR, ISO 27001
Arcadeインタラクティブデモ、プロダクトコンテンツ❌ 非対応❌ 事前録画のキャプチャ⚠️ 手動でのパーソナライズSOC 2, GDPR
Storylaneインタラクティブツアー、Hubs(ディールルーム)⚠️ RepX(対話型AI)❌ クローン環境⚠️ プロフィール別の定義済みフローSOC 2 Type II, GDPR
Supademoインタラクティブツアー、サンドボックス、動画⚠️ AI Demo Agent(事前録画コンテンツ)❌ 事前録画コンテンツ⚠️ 動的変数SOC 2 Type II, GDPR, CCPA
NavatticHTMLクローン、サンドボックス⚠️ Agent Demos❌ クローン環境⚠️ 動的変数SOC 2 Type II, GDPR
Consensus動画デモ、ツアー、シミュレーション⚠️ 対話レイヤー(Peel)❌ 事前録画コンテンツ⚠️ プロフィール別に優先表示SOC 2 Type II, GDPR

1. Karumi

Karumiは、デモ領域で「エージェント型デモ」という独自のカテゴリーを確立しました。自律型のAIエージェントが実際のプロダクトを操作し、経験豊富なセールスエンジニアと同じように見込み顧客を案内します。

セッションはライブで行われ、事前録画の動画やフロントエンドのクローン上に作られたHTMLウォークスルーは使いません。エージェントが画面を操作し、アクションを実行し、質問に答え、ユーザーが見たい内容に合わせてその場で導線を調整します。

Howdygoとの最大の違いは、Karumiが事前録画のサンドボックスやプロダクトのHTML再現に依存しない点です。エージェントはビデオ通話中に実際のアプリ上で動作し、見込み顧客が求める機能をそのまま見せ、営業チームの手作業なしに相手の状況に合わせて内容を調整します。

主な特長

  • ライブのプロダクトデモ:エージェントがソフトウェアの画面上で直接操作し、人の介入なしに機能を紹介し、質問に答えます。
  • 24時間365日対応:見込み顧客はいつでもデモを開始できるため、営業チームがボトルネックになりません。
  • 文脈に応じたパーソナライズ:各セッションがユーザーの業界、役職、関心に合わせて変化し、決まった順番ではなく一人ひとりに合った体験を提供します。
  • 多言語でのコミュニケーション:市場ごとに別バージョンを用意しなくても、エージェントが見込み顧客の言語で自然に会話します。
  • CRMとの自動同期:すべてのやり取りのデータが、追加の手順なしにSalesforceやHubSpotなどのツールへ直接連携されます。
  • 購買意欲の検知:セッション中のユーザーの行動を分析し、最も有望なリードを特定します。
  • アップデートを自動で反映:プロダクトが変わればデモにもそのまま反映されるため、誰かが手作業で録り直したり編集したりする必要はありません。
  • ユーザー管理と権限設定:組織内で各デモにアクセス、編集、管理できる人を制御できます。
  • アクティビティの完全な記録:すべての操作を記録し、監査、追跡、トレーサビリティを容易にします。
  • セキュリティ認証:SOC 2、GDPR、ISO 27001の基準に準拠しています。

➡️​ KarumiとHowdygoの比較記事もあわせてご覧ください。

2. Arcade

Arcadeは、インタラクティブデモをすばやく作成するためのノーコードプラットフォームで、プロダクトコンテンツの制作にも対応しています。ビジュアルエディターを使えば、マーケティング、営業、プロダクトの各チームが実際のソフトウェアのフローをキャプチャし、インタラクティブな要素を加え、ファネルのさまざまな段階で見込み顧客や顧客と共有できるガイド付き体験を公開できます。

技術職に頼らずチームの誰もがデモを作成できるのが特長で、ナレーション、動画、ビジュアル素材でコンテンツを充実させるオプションや、ユーザーが各コンテンツとどのように関わっているかを示す指標も備えています。

主な特長

  • ノーコードで作成:マーケティング、営業、プロダクトの各チームが、開発者やデザインリソースに頼らずに完成度の高いデモを作成できます。
  • ビジュアルなキャプチャと編集:最初の録画が編集可能な素材になり、画面上でテキストの調整、セクションの切り出し、CTAの追加ができます。
  • AIによるコンテンツ強化:テキストからナレーション音声、短い動画、グラフィック要素を直接生成し、ナレーションやポストプロダクションの作業を担います。
  • 1回のキャプチャから複数の成果物:1つの録画を再利用して、インタラクティブデモ、ダウンロード可能な動画、GIF、キャンペーン素材を一から作り直すことなく作成できます。
  • 詳細な分析:クリック数や各ステップの滞在時間から早期離脱まで、デモ内での閲覧者の行動を可視化します。
  • ツールスタックとの連携:主要なマーケティング、営業、分析ツールと連携し、インタラクションデータをCRMに直接送ります。
  • 柔軟な配信:埋め込み型のWebデモ、ダウンロード可能な動画、GIF、メールやキャンペーン用のカスタムリンクとして公開できます。
  • セキュリティとコンプライアンス:エンタープライズ環境で求められるSOC 2とGDPRの要件を満たしています。

3. Storylane

Storylaneは、ノーコードのインタラクティブデモ分野で最も幅広い機能を提供するプラットフォームの一つです。スクリーンショット、動画、HTMLクローン、サンドボックスを使ったウォークスルーを1つのツールで作成でき、17以上のマーケティング・営業プラットフォームとつながる連携エコシステムでファネル全体を支えます。

近年の進化により、従来の埋め込みデモという用途を超えたプラットフォームになっています。現在は、デモ、動画、資料をまとめたカスタムのディールルーム「Hubs」と、Webサイト上でリードを選別して営業チームに引き渡す対話型AIエージェント「RepX」を組み合わせています。

主な特長

  • ノーコードで作成:マーケティング、営業、プリセールスの各チームが、ブラウザから直接プロダクトをキャプチャし、コードを1行も書かずにウォークスルーを作成できます。
  • ガイド付きウォークスルー:ホットスポット、ツールチップ、インタラクティブな要素を使ってデモを一歩ずつ構成し、ユーザーを画面上で案内します。
  • プロフィールに基づくセグメント化:見込み顧客の役職、業界、ユースケースに応じて、デモごとに異なる導線、メッセージ、機能を表示できます。
  • ビジュアル&マルチメディアエディター:キャプチャ、動画、GIF、フォームを1つの素材にまとめられ、録り直さずにテキストを編集することもできます。
  • コンテンツへのAI活用:AIがナレーション、翻訳、要約を生成して素材を充実させますが、プロダクト内で自律的に動くエージェントとしては機能しません。
  • HubsとRepX:購買委員会向けのカスタムディールルームと、購買意欲を捉えてリードを直接営業チームに引き渡す対話型エージェントを組み合わせています。
  • 埋め込みによる配信:デモは直接リンクとして公開したり、Webサイトに埋め込んだり、メールやCRMなどのタッチポイントに組み込んだりできます。
  • エンタープライズ水準のセキュリティ:SOC 2 Type IIとGDPRに準拠し、上位プランではSSO、カスタムドメイン、高度な権限設定を利用できます。

4. Supademo

Supademoは、ブラウザ拡張機能を使って録画したフローからインタラクティブデモを作成できます。クリック型のウォークスルー、サンドボックス、AI生成の動画、インターネット接続のないイベント向けのオフラインデモなど、1つのアカウントで複数の形式に対応しています。

2026年6月には、購買担当者の選別、技術的な質問への回答、デモコンテンツのリアルタイム提供を行う常時稼働の対話型エージェント「AI Demo Agent」をリリースしました。ただし、このエージェントは事前録画のデモ上で動作するもので、他のソリューションのように本番のプロダクトを操作するわけではありません。

主な特長

  • ブラウザでのキャプチャ:拡張機能があらゆるソフトウェアのフローを録画し、数分でインタラクティブデモに変換します。
  • 多様な形式:HTMLクローン、スクリーンショット、動画、サンドボックス、オフラインデモを同じエディター内で組み合わせられます。
  • AI Demo Agent:24時間365日稼働する対話型エージェントが、購買意欲を見極め、質問に答え、訪問者のプロフィールに合ったデモを提示します。
  • 動的変数と分岐:1つのベースデモの中で名前、ロゴ、導線をカスタマイズし、数千件の見込み顧客に対応できます。
  • 15以上の言語でのナレーション:AIが自動でナレーションを生成するため、音声を録り直さずに海外市場に対応できます。
  • 営業ツールとの連携:HubSpot、Salesforceなどのマーケティングツールと連携し、インタラクションデータを一元管理します。
  • アカウント単位の分析:閲覧者ごとのエンゲージメントを測定し、アカウント単位でも集計することで、購買委員会の動きを把握できます。
  • 充実したコンプライアンス:SOC 2 Type II、GDPR、CCPAに準拠しています。

5. Navattic

イラスト:5. Navattic

Navatticは、マーケティング、営業、プリセールスの各チーム向けのインタラクティブデモ作成用ノーコードプラットフォームです。HTMLクローン技術でプロダクトの実際のフロントエンドをキャプチャし、スクリーンショットベースのツールよりもはるかに再現度の高いデモを作成します。

2026年には、クローン環境の中で見込み顧客を自律的に案内する対話型AIレイヤー「Agent Demos」と、セールスエンジニアが商談の段階に応じて最適なデモを共有できる「Launchpad」をリリースしました。

主な特長

  • フロントエンドのHTMLクローン:実際の画面のコードをキャプチャし、ホバー状態、アニメーション、ドロップダウン、スクロールを保ったデモを作成します。
  • コンテンツのビジュアル編集:元のフローを録り直すことなく、デモ内で直接テキスト、画像、データを変更できます。
  • Agent Demos:クローン環境上で動作し、見込み顧客を自律的に案内する対話型AIレイヤーです。
  • 作成を支援するAI Copilot:コピーライティング、ツールチップの配置、ウォークスルーの構成をサポートします。
  • 埋め込みによる配信:デモはカスタムリンクで共有したり、Webサイト、メール、キャンペーンに埋め込んだりできます。
  • 動的なパーソナライズ:名前、役職、ロゴなどの変数を使って、購買担当者のプロフィールごとにデモを簡単に調整できます。
  • エンタープライズ水準のコンプライアンス:SOC 2 Type II、GDPR、SSO/SAMLに対応し、Enterpriseプランでは監査ログも利用できます。

6. Consensus

Consensusは、複雑な購買プロセスや多数のステークホルダーを抱える営業・プリセールスチーム向けのデモ自動化プラットフォームです。オンデマンドのデモ動画、インタラクティブなプロダクトツアー、自動シミュレーションに加え、購買委員会の中でデモがどのように共有されているかを測定するトラッキング機能を備えています。

2026年4月にはPeelの買収を発表し、既存コンテンツに対話型AIレイヤーを加えて、よりインタラクティブなデモ形式を目指しています。

主な特長

  • オンデマンドのデモ動画:購買担当者は商談を待たずに、自社の業界やユースケースに合わせた事前録画のデモを視聴できます。
  • インタラクティブなプロダクトツアー:主要機能を紹介するクリック型のウォークスルーで、購買担当者は自分のペースでプロダクトを確認できます。
  • 自動シミュレーション:購買担当者が特定のソフトウェアのフローを深く確認できる、操作可能な環境です。
  • プロフィールに基づくパーソナライズ:訪問者が入力した役職や関心に応じて、関連性の高い情報を優先して表示します。
  • 購買委員会のトラッキング:社内での共有の広がりを通じて、各アカウントでどのステークホルダーがデモを見ているかを把握します。
  • 最適化へのAI活用:AIがユーザーの行動に基づいて定義済みの導線を調整しますが、ライブで対話するエージェントはいません。
  • レベニューツールとの連携:主要なCRMやマーケティングプラットフォームと連携し、エンゲージメントデータを同期します。
  • エンタープライズ水準のコンプライアンス:SOC 2 Type IIとGDPRに準拠しています。